9×9=無限大

将棋に関する雑記ブログです

【順位戦 A級】佐藤康光九段が三浦弘行九段に勝利!強すぎるぞ、我らが会長!

 

A級リーグ5回戦、最終局が行われる

11月22日(木)、A級リーグ5回戦の最終局である

の対局が行われました。

 

4回戦を終えての成績は、

  • 三浦九段(3勝1敗)
  • 佐藤九段(2勝2敗)

となっており三浦九段の方が勝ち星を先行させています。

三浦九段としては、首位に立つ豊島二冠(5勝0敗)を追いかけるため、

何としても白星を挙げておきたいところです。

 

対して佐藤九段の方は、この対局に敗れると黒星先行となってしまいます。

仮に敗れると残留争いに巻き込まれる可能性も出てきしまうことから、

こちらも今後のリーグ展開を左右する大事な一局といえます。

 

気になる対局結果は・・・

 

佐藤康光九段の豪腕炸裂!好調三浦九段を下す

三浦九段の先手番で開始された一番、戦型は相雁木模様に進んでいきます。

が、そこは我らが会長。本局採用したのはただの雁木ではありません。

雁木の中に王様を囲うのかな~?と思って観ていると、

 なんと雁木右玉

に構え三浦九段の攻めを待ち構えます。

雁木右玉って結構指されてるんでしょうか・・・?私は初めて見た・・・

 

戦いが始まってからは、

A級棋士同士の押したり引いたりのねじり合いがあり、

正直この辺りはよくわからんのですが

終盤、ギリギリのタイミングで一気に攻め立てた佐藤九段が見事に勝利を収めました。

 

f:id:MatsudaAdmin:20181123110546j:plain

画像出典:佐藤康光九段が3勝目 将棋名人戦・A級順位戦:朝日新聞デジタル

 

この結果、勝った佐藤九段、敗れた三浦九段ともに3勝2敗の成績に。

 

三浦九段はトップ争いからは少し後退したかんじでしょうか。

ただし、次戦は豊島二冠との直接対決が待っていますからね、

ここで勝利すれば名人挑戦の可能性はまだまだ大きいでしょう。

 

佐藤康光九段、強さの秘密は?

今回勝利した佐藤九段は

将棋連盟の会長を務められていることで皆さんおなじみだと思います。

 

ネット上では「佐藤九段」ではなく、

会長とか

怪鳥とか

呼ばれている方がもはや多いですよね。

 

そんな佐藤九段、会長職に就いてからますますその強さに磨きがかかっているように感じませんか?

実際、会長になってからの成績はどんなもんなんでしょう?

気になって調べてみました。

 

佐藤九段が会長に就任した2017年2月。

そこから2018年11月までの間に65局の対局がありました。

気になる成績は、

 

37勝28敗(0.569)

 

です。

多忙な会長職を務め、

さらに対局相手がトップ棋士ばかりという中でこの成績は異例ですよ。

いつ勉強しているんでしょう・・・?

どのイベントに行ってもだいたい会長いるからなぁ・・・家に帰れてるのかな?

 

どう考えても研究にあてる時間は減っているはずなのにこの強さ。

やはり実戦での読みの量が半端ないということがあるんでしょうね。

常識にとらわれず、自分の土俵に持ち込んで勝つ、というパターンが確立されているので研究量が減っても戦えるんだと推察します。

 

あとは単純に

忙しければ忙しいほどやる気が出るタイプ

だとか。(笑)

 

今期も順位戦だけでなく、叡王戦本戦でもトーナメントを勝ち上がっており、

タイトル挑戦の可能性もじゅうぶんに残しています。

会長でタイトル保持者なんてことになったら、もうかっこよすぎますね。

 

そんな佐藤会長の次局は12月17日(月)、

羽生善治竜王とのA級順位戦となります。